天窓をポリカーボネートで覆う

施工中の太田市の現場で、雨漏りでお困りの天窓を工事部で修理。大規模なリフォームでガラスの交換までして全体を改装すれば、それだけで100万円くらいの見積もりになるところ、そんなにお金をかけずに雨漏りを止める方法を考え、ガラスはそのままに、その上にガラスの200倍の強度のある、透明のポリカーボネートの屋根を取付ました。お金をかけてガラスを取り換えても、ヒョウが降ったらまたガラスは割れる可能性が高いからです。ポリカはヒョウが降っても割れません。

お施主さんは最初、トタンとかガルバニウム鋼板みたいので覆うのかと思い、明り取りの意味がなくなるのはいやだと思ったようですが、透明のポリカなら明り取りの役割も失わず、強度をもたせることができます。テラスの波板でも、網入りが強いと勘違いしている方もいらっしゃいますが、一番強いのはポリカーボネートですね。洗濯ばさみなんかでも、プラスチック製のものは、すぐにパキンと割れて使えなくなりますが、ポリカ製はかなり強靭で、長年使えますよ。