軒天は屋根と外部を遮断する部分なので、屋根内の換気を良くするため、ところどころに、有孔ボードといって、小さい穴が開いている材料を使うのが一般的です。この穴の意味、ご存知ない方も多いようです。
きのうの猫ちゃんの現場では、有孔ボードはなく、模様かと思いきや、全体的にもっと小さな穴があいた材質の軒天になっていたのです。わあ～！めずらしい。熟練の職人さんが、エアーカーテンガンで軒天を塗装しました。凸凹の外壁をそのままの模様をいかして塗装するエアーカーテンガン、こういう軒天でも大活躍。
だって、こんな小さな穴、ローラーで塗ったら、埋まってしまいますよね。大事な通気孔を埋めてしまっては本末転倒です。手元のエアーカーテンガンに、黄色いホースと緑のホースが２本つながっていますね。一本は塗料が出るホース、もう一本はエアーが出るホースです。空気でドーナツ状にカーテンをつくるので、ほとんど飛散しません。
