塗膜の化学反応収束まで半年

今年の2月、フッ素樹脂塗料を超えた高耐候無機塗料、KFワールドセラグランツWで外壁を塗装したお客様から、外壁、ベランダの表あたりが、雨筋みたいな汚れが出ているので見てほしいと電話がありました。

社長がさっそく見に伺うと、確かに雨筋の汚れが出ていました。でも、この雨筋汚れなら、ほっとしました。塗膜が完全に低汚染性を発揮するのに、6ヶ月かかると言われています。あと少し御辛抱ください。その後はセルフクリーニング効果できれいになります。

そのことを書いた文献はないか、探したら、別のメーカーのやはりフッ素樹脂を凌ぐ高耐候無機塗料のカタログに、実績紹介のところで、載っていました。塗装直後、塗膜の化学反応が完全に収束するまでの期間、雨筋汚染の発生が見られたものの、半年を超えた頃からセルフクリーニング効果が発現して、雨筋は完全に消滅しました。4年目、9年目、12年目に追跡調査を行っており、現在に至るまで改修当初の輝きを保っていることが確認されています。と書かれています。