破風板、サンダーケレンしても

足場解体の朝、お施主さんから電話で、破風板が気になるとのこと。旧塗装がだいぶ傷んでいたので、一般的な塗装業者のようにちょっとこすっただけで、その上に塗ったのでは、剥がれるとわかっているので、サンダーケレンで木目が出るまでケレンして塗装した。一番上の写真はまだケレン前。ケレン後の写真がないが、私が見に行き、足場に上って見た時、きれいに木目の状態になっていた。ここまでやる業者はないだろう。職人さんよく頑張ってくれたと思っていたのに、なぜだろうと思った。

切妻面の端の三角の部分がたしかに凸凹だとは、私も気付いていた。でもあれだけ表面が傷んでいたのだから限界だと思った。機能的には問題なかった。(木自体は腐っているわけではなく、塗装することで、これ以上傷まないようにしっかり保護できた)

でもお施主さんは木を交換するとか提案してほしかったようだった。塗装が可能な限り、塗装するのが原則だったので、社長もそこまで提案しなかった。

解体直前に、もう一度できる限り凸凹を補修して再塗装しました。