クラックはVカットしてから

モルタルの外壁に大きなひびがあり、電動工具でVカットしてから、コーキングします。Vカットせずに、ただコーキングしただけでは、細い溝に入ったコーキング材がしっかり効果を発揮できないのです。Vカットしてたっぷりのコーキング材が、しっかりひびを埋めるようにします。ひびが多少広がっても追従できるようにするためです。1mmのひびが2mmに広がると、どっちかが引っ張られてコーキングが離れてしまいますが、10mmが11mmに広がっても、コーキング材がたっぷり入って入れば、追従できます。

上に塗る塗料が薄塗りだと、コーキングが目立ってしまうかもしれませんが、この現場は外断熱塗装でたっぷり塗りますので大丈夫です。