細かい塗装知識が必要

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「塩ビ鋼板塗装」

主に大手メーカーの破風板、軒天、屋根、などに使われている
塩ビ鋼板を塗る際は、きちんとした塗装知識がないと失敗する
可能性大です。

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塩ビ鋼板とは、塩化ビニール被覆鋼板のことで、
わかりやすく言えば、ビニールコーティングされた、トタン。

塗料によっては馴染みが悪く、塗装後に粘着性を帯びるなどの
トラブルが起きます。

トラブルの原因は主に塩ビ鋼板に添加剤として使われている
可塑剤というものです。この下処理が重要。

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「コーキングの跡が黒く汚れているのも可塑剤」

旧コーキング材に可塑剤が入ったものを使っていると
次の塗り替えでその上にどんな塗装をしても、時間の経過と
ともに、また黒い汚れが出てきます。

可塑剤の移行を止めるためには、ラフトン逆プライマーという
専用のプライマーを塗ってから塗装しなければならなりません。

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「シリコンコーキング」

シリコンコーキングには、その上に塗装することができる、
変性シリコンコーキングと、そ上に塗装できない
シリコンコーキングとがあります。

万一他の業者などによって、シリコンコーキングが施してあった
なら、ペインター20という専用の下塗り剤を塗り、さらにその後
30分以内に溶剤系のシーラーを塗る必要があります。