木が傷み、花台は撤去

施工中の現場、木をたくさん使った、こだわりの家。ですが、経年により、木の痛みが激しく、木目のサイディングに交換できる箇所は交換することになりました。花台は使わないので撤去してくださいとの依頼。工事部が撤去してみると、外壁の下地が出てしまい、外壁としての補修は難しく、帯板を取り付けることにしました。

破風板も木がだいぶ傷み、カラカラ状態だったので、下地調整剤をしっかり薄めて染み込ませるようにして一回目を塗りました。塗料を薄めるのはダメというイメージがあるかもしれませんが、実は薄めなければならない場合もあります。カラカラに乾いた木に、薄めない塗料をいきなり塗ったら、浸み込まず膜ができてしまい、将来剥がれる原因となります。

人間だって、カラカラに喉がかわいたら、まず水分(液体)ですよね。いきなりご飯を口に入れたら、喉がつまってしまいます。